2009/09/28
音楽をベースにしたゲームがこの秋もいろいろ発表されている中、音楽とビデオゲームの合体にユニークなひねりを加えた『BRUTAL LEGEND』が登場する。
『GUITAR HERO』や『ROCK BAND』とは違って、『BRUTAL LEGEND』はヘヴィ・メタルの世界にファンタジック・コメディ風のオマージュを捧げる作品。JACK BLACKがローディのEDDIE RIGGSとして主演し、JUDAS PRIESTのROB HALFORD、MOTORHEADのLEMMY、OZZY OSBOURNEらが登場する。ゲームはプロットからアートディレクション、会話に至るまで様々なヘヴィ・メタルのアルバムのイメージや歌詞を下敷きにしており、100曲以上のサウンドトラックをフィーチャーしている。
期待のゲームの首謀者はベテラン・ゲーム・デベロッパーのTIM SCHAFERで、彼はヘヴィ・メタルの大ファンでもある。ダブル・ファイン・プロダクションの創業者であり社長である彼は、『THE SECRET OF MONKEY ISLAND』や『PSYCHONAUTS』などのヒットによりビデオゲーム界でカルト的に信奉されている。
SCHAFERはこの作品が音楽ゲームのジャンルとは距離を置いており、音楽はたんなるサウンドトラックのレベルにとどまっていないと言う。彼は
『BRUTAL LEGEND』にはPETER JACKSONの映画『THE LORD OF THE RINGS』に共通するものがあると信じているのだ。
「僕たちはいろんなところに行ってヘヴィ・メタルのアルバム・カバーが見つけられるような世界を作りたかったんだ。だから、そんな世界に誰を投入したらいいだろうと考えて、ずっとローディってのはなんでもできる素晴らしいキャラクターだと思っていたんだ。予想しなかった事態に対処するためにダクトテープを使ったりするからね。そこを出発点にしてファンタジーが膨らんでいったのさ」
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